明るく、楽しく、気持ちのいい催眠――
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日本催眠術センター
【催眠状態について】
●催眠を行う上で重要なこと
催眠は誘導を行う上で「興味・安心・信頼(ラポール)」の3つが重要な要素となります。
興味:現在行っている行動が"催眠"に繋がっていることを無意識に認識してもらう必要があります。
安心:現在行っている行動が"被験者にとって危険がないこと"を無意識に認識してもらう必要があります。
信頼:現在行っている行動が"相互コミュニケーションとして成り立つこと"が必要です。
●催眠状態の種類について
研究者により催眠状態の種類は多岐に分類されています。スタンフォード催眠感受性尺度などでは12項目にも細分化していますが、一般的には以下の3つの段階で判断できます。ただし、個人特性により明確に状態を判別することはできません。また、催眠の技法により組み合わせが必要になる場合もあります。
①運動支配段階
・筋硬直(カタレプシー)の受入
・禁止暗示の受入
※数字が言えなくなるなどは、記憶支配では無く運動支配で可能です。
催眠では、"言えない"ことと"忘れる"ことは分けて解釈します。
②感情支配段階
・喜怒哀楽の誘発
・感覚転移
③記憶支配段階
・名前などを忘れる
・他のモノになりきる
●催眠技法について
催眠技法には、術者の個人特性もあれば、被験者が誘導されやすい個人特性もあります。そのため、確実に同様の反応を得ることは難しいことになります。以下の10種類が、一般的に利用されている技法かと思います。
<催眠導入・催眠誘発・催眠認識>
1)振子法
ペンデュラムを利用して意識を集約させていきます。
2)多彩対比法
色彩対比板(青と黄色)を用いて催眠認識を誘発させます。
3)メトロノーム法
メトロノームなど単純・単調なリズムを繰り返すことにより意識を内面へ向けていきます。
4)深呼吸法
深呼吸を繰り返し、呼吸に意識を向けることで意識を内面へ向けていきます。
5)驚愕法
強い光や刺激などにより、思考を停止させて
6)凝視法/イメージ法
1点を凝視させることで眼球の動きを静止させ、思考を鈍化させます。
<深化>
1)逆算法
大きな数字から1つずつ数えさせることにより意識を内面へ向け、あわせて思考を鈍化させます。
2)深化法/沈黙法
トランスが深くなってゆくと明示したり、軽いトランス状態で沈黙させることで
意識を内面へ向けて行きます。
3)斬新法
催眠と覚醒を反復することで、ホメオスタシス(恒常性機能)の許容範囲を広げます。
4)混乱法
暗示と相反する暗示を与え混乱させることで、思考を停止させます。